2019年3月11日ミャンマーニュースまとめ

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<政治・経済>

1.ミャンマー・ラカイン州で武装勢力の襲撃、警察官9人死亡

☞まとめると
ミャンマー西部ラカイン州で9日夜、武装勢力による襲撃があり、警察官9人が死亡、1人が負傷した。
警察署から武器も持ち出されたという。これまでのところ犯行声明は出ていない。
長年にわたって中央政府から差別されてきたと感じているラカイン州の住民の間では、アラカン軍への支持が広がっている。

 ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州で9日夜、武装勢力による襲撃があり、警察官9人が死亡、1人が負傷した。この他に1人が行方不明になっている。匿名の警察幹部が10日、AFPに語った。
 襲撃があったのは州都シットウェ(Sittwe)のすぐ北にある村。漏えいした警察の報告書によると、警察署から武器も持ち出されたという。これまでのところ犯行声明は出ていない。
 同州では、流血の事態となった2017年の軍による厳しい取り締まりで、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)約74万人がバングラデシュ領内に逃げ込んだ。同州の仏教徒住民であるラカイン人も軍に協力したと批判されている。(出典:AFP BB)


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<社会>

2.AYA銀、ヤンゴン公共バス会社を告訴か

☞まとめると
エヤワディ銀行(AYA銀行)は、ヤンゴンでヤンゴン・バス・サービス(YBS)を運行しているオムニ・フォーカスなど3社を告訴する意向
AYA銀行は、これまでにYBSの運行会社10社に対して、バス1,160台分の購入に伴う融資を行った。
✔3社とは、オムニ・フォーカス、キーン・サポート、セントラル・ヤンゴン・ネットワークの3社のこと。

 ミャンマーの民間銀行大手、エヤワディ銀行(AYA銀行)は8日、最大都市ヤンゴンで公共バスのヤンゴン・バス・サービス(YBS)を運行しているオムニ・フォーカスなど3社を債務返済不履行を理由に告訴する意向を明らかにした。

オムニ・フォーカスは、ミャンマーで1988年まで独裁体制を敷いた故ネ・ウィン将軍の孫が保有する会社。AYA銀行は、これまでにYBSの運行会社10社に対して、バス1,160台分の購入に伴う融資を行った。そのうち、債務返済不履行となっている同社とキーン・サポート、セントラル・ヤンゴン・ネットワークの3社について、今後も返済しない場合は訴えると表明した。(出典:NNA ASIA)

 

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3.ヤンゴン新都市、77社が関心表明を提出

☞まとめると
「ニュー・ヤンゴン・デベロップメント・カンパニー(NYDC)」が整備するインフラ6案件に45企業・コンソーシアム(企業連合)から関心表明書(EOI)。
4社がEPC(設計・調達・建設)方式での事業請負への関心を示している
最終選考に残った企業・コンソーシアムが事業の詳細協議に進む。
 
 ミャンマー最大都市ヤンゴンで新都市開発を担うヤンゴン管区政府の全額出資会社「ニュー・ヤンゴン・デベロップメント・カンパニー(NYDC)」は8日、第1期で整備するインフラ6案件に対して、45企業・コンソーシアム(企業連合)から合計77件の関心表明書(EOI)が寄せられたと公表した。
案件ごとのEOIの数は、◇送配電(20件)◇公共交通システム(7件)◇インターネット環境(13件)◇廃棄物処理施設(15件)◇天然ガスの供給(14件)◇コンベンションセンター(会議施設、8件)――となる。(出典:NNA ASIA)

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4.ミャンマー交流で仏像寄贈 日本システム企画、
301体を寺院に 今年は新市場開拓へ

☞まとめると
日本システム企画(JSP)の熊野社長は毎月のように同国を訪れ教育・医療支援などに尽力。
その一環として同国で購入・保護した国宝級の仏像301体を寺院に寄贈。
建物内の給水管や空調冷温水配管向けに販路を拡大してきたが、今年は水道管市場開拓に本格的に取り組む。

 水処理装置メーカーの日本システム企画(JSP)の熊野活行社長は日本ミャンマー友好交流協会会長として、毎月のように同国を訪れ教育・医療支援などに尽力。その一環として同国で購入・保護した国宝級の仏像301体を寺院に寄贈。昨年12月には、仏像を収める5階建て大聖堂の開所式に参加した。親日国・ミャンマーとの関係を深めるため、経済的な橋渡し役にも精力的に取り組む考えだ。また社長として今年、給水管などの赤さび防止装置の新市場開拓に本格的に乗り出す。(出典:SankeiBiz)

 

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