ミャンマーのマンゴーを食べ比べてみた

1

ミャンマーのマンゴーは?

今回は日本とは比べ物にならないくらい安価で売られているマンゴーについてご紹介したいと思います。

実はマンゴーの樹は仏教において聖なる樹とされているらしくヒンドゥー教ではマンゴーは万物を支配する神「プラジャーパティ」の化身とされているそうな・・・

つまり聖なる果物

 

恐るべし、マンゴー

 

ミャンマーでマンゴーと言えば・・・

日本人にも大人気の

セインタロン♡

 

私もよく市場で買って食べるのですが

めーーーーーちゃくちゃおいしい。

しかもだいたい1つ600ks(約50円)とお財布にもやさしい!

日本ではこんな安い値段でおいしいマンゴーは食べられませんから帰国するまでに食べれるだけ食べてやろうと思っています(発想が貧乏人)

 

セインタロンだけじゃないミャンマーのマンゴー

セインタロンが有名なミャンマーのマンゴーですが実際ミャンマーには他にも何種類かマンゴーがあります。

そんなマンゴーたちは見た目も味も様々・・・

ということで

ミャンマーマンゴーを食べ比べてみました!

 

せっかく紹介するのであれば実際に自分が食べてみなければだめだろうということで主要なマンゴー5種類を食べ比べてみました。

エントリーされたミャンマーを代表するマンゴーはこちら。

①マチス

②サインティー

③トンロンタタウン

④イングェ

➄セインタロン

 

まずは簡単にこの5種類の紹介から

1つ目はヤンゴンでも多く売られているマチス
こちらはよく道端で緑色のまま売られています。

2つ目は皆さんご存知のセインタロン
こちらは緑色のものも熟した後の黄色いものも売っています。

ここからはあまり名前を聞かない品種です。

3つ目はサインティー
こちらは青いものを漬物にして食べるそうです。私も一度食べたことがありますが案外美味しいです。

4つ目はトンロンタタウン(バダミャディーとも呼ぶらしい)
とにかく大きい種類らしいです

5つ目はイングェ
こちらはヤンゴンでも割と見かける品種です。

ちなみにミャンマーでは緑色のマンゴーもスパイスにつけて食べますが熟したものと熟していないものを比べるのは素人の私には難しいので今回は全て熟れたものを食したいと思います。

 

実際に市場に出向いてみると、マチスやイングェは簡単に見つかるのに対しサインディーやトンロンタタウンはなかなか見つかりませんでした。

1日では見つからなかったため2日かけて全てを探し出しました。

 

ふぅ。

そして実際に買ってきたマンゴーたちがこちら。

右から

マンダレーイングェ

マチス

セインタロン

サインディー

トンロンタタウン

です。

こうして並べてみると色も大きさも種類によって全く違いますね~

 

 

それでは・・・

実際に皮をむいて食べてみましょう!

 

ここで1つ注意点

(うちの大家さん曰く)皮を剥いてから10分ほど水につけてかた食べろとのこと。理由は口が痒くなったりするからとのこと。

というわけでマンゴーを食べるときはこんな感じで水にさらします。

(セインタロンは水にさらさなくても食べられるような気もしていますが・・・)

 

それではまずはマチスから

このマチス、皮は緑のままでしたが皮を剥いてみると中身は綺麗な黄色でした。

肝心のお味はと言いますと・・・

味的にはまったりとしていて酸味も少な目。

しかし糖度もそこまで高くないのかなという印象(;´・ω・)

甘めのマンゴーがお好きな方には割とおすすめです。

 

お次はみんな大好きセインタロン

もうこれに関しては言わなくても皆さんお分かりですよね。

知らない皆さんのためにあえて言うとしたらこれはもはやマンゴーではなくです。めちゃめちゃ桃みたいです。

(食べ物を食べ物で例えるという一番やったらあかんやつやりました。)

クセもなく酸味と甘みのバランスもちょうどよく1玉くらいならペロッと食べられてしまいます。

 

3つ目はサインティー

と言いたいところですが市場ではやはり漬物用のものしか見つけられず

全く熟れていないので食べることができず・・・

この品種は弊社のスタッフもそこまでおすすめしていなかったのであまり美味しくないのでしょう

そういうことにしておきます

 

 

4つ目はトンロンタタウン

こちらは今回のマンゴーの中でも一番大きい品種!!

名前の由来は3つ(トンロン)で肘から掌くらいまで(タタウン)あるから、らしい。

なんとも単純明快なお名前で・・・

そんなマンゴーは切ってみるとこんな感じ↓ ↓ ↓

セインタロンやマチスに比べると実の色が少しオレンジに近いですね。

ちなみに(半分ほどが腐りかけていたため)この量でも1玉の半分以下しか入っていません。

セインタロンであれば1玉丸ごとむいてこのくらいの量だと思いますが

恐ろしい量です。さすが1玉1500ks(高かった・・・泣)

 

味の方はと言いますと甘酸っぱくて味のバランス的にはちょうどいいのに

瑞々しすぎる!!

もはやこれは私が日本で夏に食べまくっている梨レベルのみずみずしさ・・・

悪く言えば水っぽくて味が薄い・・・

まずくはないですがセインタロンを食べなれてしまっている私としてはなんだか物足りない( 一一)

ぷりーずまったり感!!!

2回目はないかな・・・

 

そして最後はイングェ

今回はイングェの中でもマンダレーイングェという品種を食べてみたいと思います。

(本来ヤンゴンにあるイングェは皮が緑ですが今回は見つからなかったため)

こちらがその中身。見た目はほぼセインタロンですが香りはセインタロンほど強くありません。

しかし問題は味・・・

おそるおそる食べてみると

 

めちゃめちゃ美味しい!!!

ジューシーでそれでいてまったりしていてもはやこれはセインタロンでは?????

完全にダークホース・・・

しかも綺麗な楕円形で切るのもめちゃくちゃ切りやすい!

さらにセインタロンより安い2玉で500ks!

 

総合評価は・・・?

今回のマンゴー1選手権(勝手に命名)(ネーミングセンス皆無)第1位は

わたくしの独断と偏見により

 

セインタロンに決定いたします!!!

 

いやめちゃめちゃ出来レースやんと思われたそこのあなた!

大正解です!

実は今回記事の順番とは少し違い①イングェ②トンロンタタウン③マチス④セインタロンの順で食べて

①のイングェにかなり心を奪われていたのですが、最後にセインタロンを食べたところ

見事にセインタロンにハートぶち抜かれました♡

やはりミャンマー人も1番押しているセインタロン・・・手強かったようです。

 

しかし今まで苦手意識をもって食べてこなかった他の品種のマンゴーも実際に食べてみると意外に美味しく特にイングェは以前大家さんからもらった緑の皮のものがあまり美味しくなくて買ったことがなかったのですがマンダレーイングェであればかなり美味しいということがわかったのは大発見でした。

そして2位以下をランキングにするとこんな感じ↓

マンダレーイングェ>マチス>トンロンタタウン>>>越えられない壁>>>サインディー

ちなみにここに緑のイングェを入れるとしたらサインディーと越えられない壁の間・・・

そのくらいほんとに美味しくなかった・・・(´・ω・`)

 

今回は完全に私の独断と偏見でランキングを決定しましたが

みなさまも是非ご自分の舌で確かめてみてください。

 

Sponsored Link

1コメント

  1. 普段は気にしていなかっただけかもしれませんが今年は色んな国のマンゴーを見かけます(シンガポール)。
    ミャンマー、タイ、インドネシア、カンボジア、フィリピン、台湾、中国、パキスタン、バングラデシュ、インド。
    でもインド周り以外は国でしか書いていないのでミャンマーマンゴーも品種は分かりません。残念。

    ミャンマー雑貨屋に行けば漬物用やマンゴーサラダ用も売っています。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here