シャン州・2泊3日のトレッキングツアー/ミャンマー地方旅

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シャン州とは

ミャンマー東部に位置するシャン州。自然豊かなカロ―、足漕ぎボートや水上畑で有名なインレー湖、鈴の音が鳴り響くカックー遺跡など観光名所が盛沢山です。今回は、カロ―から美しい風景を眺めながら歩いてインレー湖まで向かうトレッキングツアーの様子をご紹介します!

移動手段

〈ヤンゴン~カロ―〉
高速バスで10時間。「Shwe Lun Pyan」というバス会社のバスチケットは片道MMK22,000。今回はゲストハウスのスタッフさんを通して旅行代理店で予約しましたが、Flymyaというオンラインチケットサービスからも予約することができます。こちらのサイトではクレジットカード決済可なので楽々と予約することができます。

〈カロー~インレー湖〉
今回はトレッキングツアーなので、もちろん歩いて行きました。途中、疲労困憊で歩けない場合はオプションで車に乗っていくこともできますが、車の通れない道から見える景色もあるので、せっかくならば全日程歩かれることをオススメします。

トレッキングツアーの予約

 
カロ―の高速バスのバス停から徒歩3分のところにある旅行代理店「Ever Smile Agency」でトレッキングツアーの予約をすることができます。今回選んだのは、2泊3日のカロ―からインレー湖周遊トレッキングツアー。案内してくれるガイドさん、途中村での宿泊費、食費すべて含まれてMMK40,000でした。

トレッキングツアーを案内してくれたのは、今回がトレッキングツアーガイド2回目となる若手のパオ族のお兄さん。とても気さくで明るい方だったので、私たちツアー一行が疲労困憊で沈んでいる時も場を和ませてくれました。他にも、パオ族誕生秘話やその土地にまつわる話などを沢山聞かせてくださいました。

大体7-8人のグループで行くことが多く、少人数で行くと他のグループとくっつけられることが多いです。今回、私は友人5人と参加したため、一人で参加していたポーランド人のお兄さんもジョインしてのトレッキングツアーとなりました。

トレッキングに持っていくとよいもの

防寒対策の上着
トイレットペーパー
日焼け止めクリーム
充電器(充電できる場所が少ないので)
シャンプー
リンス―
洗顔フォーム
ボディ=ソープ
タオル
ビーチサンダル(水浴び時)
音楽プレーヤー(途中めげそうになった時用)

※全日程持ち歩くので、なるべく荷物は減らしておいたほうが良いです。
※カロ―の旅行代理店からニャウンシュエのホテルまでの荷物宅配サービスもあります。

トレッキングツアー1日目

高速バスが朝4時に到着。今回お世話になった旅行代理店「Ever Smile Agency」は朝8時からオープンするため、それまでバス停近くのローカルレストランでシャンカウスエ(シャンヌードル)をいただきました。麺は冷麦のような食感でツルツルとのどごしが良いです。

シャン州は山間部であるため、朝晩は特に冷え込みます。私がシャン州を訪れた2月はミャンマーの涼季だったので、朝は10度ぐらいだったと思います。ヤンゴンで普段来ている薄手のTシャツの上から薄手の上着と日本から持ってきたセーターを着ましたが、それでも寒かったです。寒さ対策はバッチリで来られることをオススメします!

朝9時、旅行代理店「Ever Smile Agency」からトレッキングスタートです。ミャンマーお馴染みのパゴダを見つけたので、旅の無事を祈りました。

街を離れ、山間部を3時間ほど歩いたところに小さな湖が。一旦一休み。2月は雨がほとんど降らないので、気持ちの良い天気でした。

途中、線路の上を歩きました。この景色、いかにも旅!という感じでいいですよね。

午後2時、線路上にあった駅で昼食をとりました。少しゆっくりめのペースで歩いていたので、普通のスピードで歩けば、午後1時くらいには昼食をとることができます。野菜たっぷりのシャンカウスエ(シャンヌードル)、アボカドサラダ、オレンジ、なし、ガバフルーツ、メロンなどシャン州で採れた新鮮なお野菜と果物をたくさんいただきました。こちらの昼食代も今回のトレッキングツアー代金(MMK40,000)に含まれています。

1日目は比較的歩きやすい穏やかな道が続いていたのですが、中には泥で滑りやすい道も。バランス感覚の無い私は、滑って泥に足を突っ込みました。ひんやりとしていて、意外と気持ちがよかったです。歩いているうちに段々と乾いて、ズボンに付着した泥もぺりぺりと取れていったので、万が一私のように泥沼に落っこちてしまった方もご安心を(笑)。これも旅の思い出です。

こんな不安定な橋も助け合いながら進みました。

1日目の道は山、泥道、線路、畑、畑、畑・・・といった感じでした。午後4時前、宿泊する村に到着。今回私たちがお世話になったお宅は2階建てで、1階部分を生活空間、2階部分をホームステイ空間にしていました。

シャワーはありません。水ガメにためた水を桶ですくって体にかけます。水はとても冷たく、午後4時でも中々堪えました。夜は冷え込むので、日が暮れる前に水浴びを!また、石鹸しか置いていなかったので、シャンプーやリンス―、洗顔フォームなどもあるといいかもしれません。

お手洗いも当然水栓のトイレではなく、汲み取り式のトイレです。ミャンマーの方は脇に置いてある水ガメから汚れを取るのでトイレットペーパーは置いてありません・・・ので、トイレットペーパー必須です!

水浴びをしてから、ホームステイ先の男の子が山の頂上まで連れて行ってくれました。山の頂上から見る景色に心が洗われました。

ホームステイ先でいただいた夜ご飯。ミャンマーのヒン(おかずカレー)をたくさん出していただきました。ビールはオプションで一本MMK2,000。

ごはんのあとは、皆でキャンプファイヤーをしました。温かい火を囲みながら旅の途中で出会った人々とお喋りをする、これもいい思い出になりました。

トレッキングツアー2日目

朝7時起床。ホームステイ先の方が出してくださった朝ごはんをいただきました。朝から新鮮な果物がいただけるのは幸せなことだなぁと。米粉で作られたクレープももちもちしていておいしかったです。

朝ごはんをいただいて身支度を済ませた後、朝8時前にお世話になった村を出発。2日目はこのような道を通りました。この時点では疲れは少し残っているものの、まだまだ体力は残っていました。この時点では。

村で一休み。おばあちゃん自らが手織りした布、色鮮やかできれいでした。ストール1つMMK4,000。

途中唐辛子畑を突っ切るなど、中々ハードなこともしました。この時、炎天下で本当にしんどかったです。あまりにも暑かったので、薄手の長袖を脱いでTシャツ1枚で歩いていたのですが、皮膚がぺりぺりめくれるほど真っ赤に焼けました。

お昼ご飯は途中の村でカウスエヂョー(焼きそば)をいただきました。ドリンクは追加料金を払わなければなりませんが、体力回復には甘くて冷たい飲み物が効きますね!

お昼ご飯を食べた後も、もくもくと歩き進めます。

祭りで使われる花火打ち上げ台。

頑張って歩き進めた自分たちにご褒美、ということで夕日スポットの途中にあった売店でビールを購入。人生で一番おいしく感じたビールでした。

夜ご飯の後、ガイドのお兄さんがギターを弾き始めたのでそれに合わせて皆でそれぞれの国の歌を歌いました。これも多国籍な参加者が集まるツアーならではの楽しみです。

トレッキングツアー3日目

朝6時半起床。体はヘトヘトですが、よく体を動かしている証拠。心地の良い疲れです。 山の上なので早朝はかなりひんやりしており、ホームステイ先のお庭で暖をとります。

パオ族の村〜インレー湖。インレー湖周遊。

銀細工の作業場、首長族の方が機を織る様子を見ることができました。

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