シュエズィーゴン・パヤー / Shwezigon Paya

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Shwezigon Paya/シュエズィーゴン・パヤーとは 

昼間と夜、2度楽しめる金色に輝くバガン王朝創始者が建てたパゴダ

外観

 バガン郊外のニャウンウーのエーヤワディー川沿いにあるシュエズィーゴン・パゴダは、仏陀の遺骨と歯が奉納されていると言われる、ミャンマー式仏塔のモデルのとても美しいパゴダ。黄金に輝くこのパゴダは、バガンを訪れる人が必ず訪れるパゴダの一つです。

11世紀に建てられ、アーナンダ寺院(こちらも大人気観光スポット!)と並ぶパガン王朝を代表する宗教建築物です。パガン王朝の創始者アノーヤターがタトォン国を征服した後に建設が開始され、3代目の国王チャンシッターの治世に完成したそうです。「シュエ」は”金”、「ズィーゴン」は”祝福された土地”という意味。

夜のライトアップ

三層構造の方形の台座の上に高さ40mの仏塔が建てられています。パゴダには金箔が張られていて、塔の周囲には本生譚が描かれた陶器の板がはめ込まれています。伝説では、パゴダの中には仏陀の額骨と仏歯が納められていると言われています。

シュエズィーゴン・パゴダには仏様だけが祀られているわけではないとのことです。「ナッ」という精霊も祀られているのだとか。「ナッ」とは、仏教が伝わる以前から信仰されていた精霊で、精霊の数はなんと36あるそうです。シュエズィーゴン・パゴダには、この36のナッ神と、それらを統括するタジャーミン(帝釈天)が祀られています。そしてこのパゴダ、晴れの日の日中、そして日の入り後のどちらもパゴダが金色に光り輝くパゴダを眺めることができます。(パゴダは土足厳禁です。特に日中で気温が高いと裸足で歩くことが辛くなるので、朝早めなど涼しめの時間を狙うと良いです。)

 

パゴダ近くの水たまりを覗き込む人々を発見!?

このように水溜りに反射するパゴダのてっぺんを覗き込みます。

パゴダの近くには水たまりがあり、そこに逆さのパゴダが見えたら天国に行けるという言い伝えがあります。
昔は仏塔の一番上の傘(パゴダの一番上にあるものをミャンマーでは「傘」と言います)がまっすぐ立てているかどうかを確かめるため、境内の中に水溜りをって、太陽の反射で確かめていたといいます。

 

パゴダについての豆知識

パゴダ(仏塔)はミャンマー語でパヤーと呼ばれています。そこには、仏像や壁画、釈迦の聖遺物などといったものが納められています。シュエズィーゴン・パゴダでは仏陀の前世の行いを描いたジャータカと呼ばれる木彫りの装飾が有名です。

バガンには大きく分けて2種類のパゴダ、「仏塔」と「寺院」があります。「仏塔」は仏舎利やブッダの遺骨を安置しているものです。その中までは参拝客は入れず、外側からお参りすることしかできません。「寺院」は東西南北の4方向に入口があり、その4つの正面に仏像が祀られ、中に入りお参りすることができます(入口が1つだけある寺院も)。ミャンマー各地にあるパゴダの殆どは仏塔ですが、バガン遺跡には寺院が多いことが特徴です。シュエズィーゴンパゴダは前者ご紹介した仏塔の種類です。

注意:ミャンマーの人々はパゴダを釈迦の象徴として崇めています。
拝観するときは、露出度の高い服は避ける、履物は脱ぐなどマナーを守るようにしましょう。場所によっては、入り口でロンジー(長い布)を腰に巻いたり羽織るよう言われることがあります。

 

基本情報

住所   Shwezigon Pagoda Street, Nyaung-U, Myanmar
営業時間 4:00-22:00
入場料  無料

フォトギャラリー

 

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