水かけ祭りとは
新年を前に1年の穢れを水で洗い流す儀式として始まった水かけ祭り(ミャンマー語では「ダヂャン」「ティンヂャン」。今では儀式にとらわれず、日頃のストレス発散するかのように老若男女問わず水を掛け合う楽しいお祭りとなっています。通年、4月中旬に4,5日ほどかけて行われます。(2019年の水かけ祭りは4月13日から16日まで。)
一口に水かけ祭りといっても、トラックに乗り込んで街を練り走り水をかけあう「トラックティンヂャン」、町を練り歩いて水をかけあう「ウォーキングティンヂャン」、道端にホースを用意して通行者に水を掛けまくる「道端ティンヂャン」など様々な楽しみ方があります。今回はそんな愉快なミャンマーの水かけ祭りの色々な楽しみ方とトラックやホースなどの予約方法をご紹介します!
トラックティンヂャン
ウォーキングティンヂャン
その名の通り、道を歩いて道端からのホースや桶で水をかけられるウォーキングティンヂャン。「トラックティンヂャン」や「道端ティンヂャン」と違って、何も予約がいらず一番手軽に楽しむことができます。思いっきり水をかけられたい方には、若者が集うインヤーロードやスーレーパゴダ周辺のダウンタウンがおすすめです。
道端ティンヂャン
自分の家や店の前にホースを用意して道行く人に水をかけまくる「道端ティンヂャン」。「トラックティンヂャン」や「ウォーキングティンヂャン」と違って、完全に自分が水をかける側にまわるので日頃のストレス発散ができること間違いなし。1日MMK100,000で借りることができます。
TMF(Thingyan Music Festival)
ミャンマーの有名DJが集うThingyan Music Festival。水かけ祭り中は連日10時から20時まで、インヤーロード沿いのスウェーデン大使館近く「Aqua Garden」で行われます。日を重ねるごとに知名度の高いDJが来るため、初日はMMK20,000の1日出入り自由のチケットが最終日にはMMK50,000ほどになります。チケットは、Facebookの「Thingyan Music Festival」特設ページ又は「EDM Festivals Myanmar Online Tickets Service」で購入することができます。
地方ティンヂャン
ヤンゴンでは街中がパリピ集団となり激しく水を掛け合いますが、ヤンゴン以外の地方では穏やかで落ち着いた雰囲気のティンヂャンを味わうことができます。実際に水で体を清めたり、若年者は年長者を敬い自然由来のシャンプーで髪を洗う習慣があるようです。水をなみなみと入れた銀の水ガメに葉を垂らして水を掛け合う習慣もあるようです。
注意点
①スマホの防水仕様は激しい水かけ祭りには太刀打ちできない。耐えられる水圧に限度があるため、内側に水が入り、カメラが曇る。防水袋は必須!
②下着が透けやすいので、黒又は暗い色のTシャツを着用。
③熱中症に注意
④夕方6時以降は水掛けは禁止。
⑤高圧洗浄機や消防ホースで水をかけられると、ひどい場合ミミズばれになってしまうので長袖がベター。
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