■目次
<政治・経済>
1.武装勢力との一時停戦は延長せず、国軍方針
☞まとめると
✔ミャンマー国軍は北部の少数民族武装勢力との一時停戦を予定通り4月末までで延長は行わない。
✔ソー・ナイン・ウー少将は「和平実現に向け、十分な一時停戦期間を持った」と述べた。
✔ソー・ナイン・ウー少将は「(停戦期間中の)会合では前向きな兆しがあったものの、武装勢力側は不可能な要求をすべきではない。和平推進のために動くべきだ」とけん制
ミャンマー国軍は、現在行っている北部の少数民族武装勢力との一時停戦を予定通り4月末までとし、その後の延長は行わない方針だ。ミャンマー・タイムズ(電子版)が国軍系通信社の情報をもとに伝えた。25日に首都ネピドーで開かれた会見で、ソー・ナイン・ウー少将は「和平実現に向け、十分な一時停戦期間を持った」と述べた。(出典:NNA ASIA)
2.YCDC選に元ミス「女性の限界説破る」
☞まとめると
✔ヤンゴン市開発委員会(YCDC)の委員選挙に、元ミス・ユニバースのミャンマー代表が出馬。
✔「ミャンマーでは女性は能力が低いと見られている。限界説を破りたい」と語った。
✔当選したら副市長を目指す。
ミャンマー最大都市、ヤンゴンの行政機関、ヤンゴン市開発委員会(YCDC)の委員選挙に、元ミス・ユニバースのミャンマー代表、テ・テ・トゥンさん(27)が出馬し、注目を集めている。このほど、NNAのインタビューに応じ「ミャンマーでは女性は能力が低いと見られている。限界説を破りたい」と意気込みを語った。投票日は31日。当選すれば、若者の代表としても期待されそうだ。以下に一問一答を紹介する。(出典:NNA ASIA)
<社会>
3.カチン州のダム建設、反対運動が拡大
☞まとめると
✔中国によるMyitsoneダムの建設について、反対する動きが高まっている。
✔ヤンゴンでは、政治家、活動家、市民代表等が小集会を開き、4月1日には抗議キャンペーンを行うことを決めた。
✔Myitsoneダムは、カチン州のイラワジ川に計画されたプロジェクトで、数十億ドルが投資されている。
中国によるMyitsoneダムの建設について、反対する動きが高まっている。3月25日、ヤンゴンでは、政治家、活動家、市民代表等が小集会を開き、4月1日には抗議キャンペーンを行うことを決めた。
活動のリーダーであるU Aung Soe Myint氏は、反対活動にはすべての州や地域から、非政府組織、政党、環境問題専門家等を招集したという。(出典:Myanmar News)
4.アラカン軍とミャンマー国軍がマウンドーで戦闘:複数の死傷者
☞まとめると
✔ラカイン州マウンドーで警備作戦を実行している国軍が反政府勢力であるアラカン軍(AA)に攻撃された。
✔約10分間の発砲の後、AA隊員は西に向かって撤退したという。
✔ミャンマー国軍は2018年12月、2019年4月30日まで武装勢力との停戦を宣言している。
ミャンマー情報省によると、同国ラカイン州マウンドーで警備作戦を実行している国軍が、3月25日と26日に反政府勢力であるアラカン軍(AA)に攻撃されたという。
25日の朝、国軍部隊がNga San Bawクリークの東岸に到着したとき、対岸のマングローブ林の中にいた約10人のAA隊員が発砲。約10分間の発砲の後、AA隊員は西に向かって撤退したという。(出典:Myanmar News)
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