ヤンゴン環状線の旅
ヤンゴン環状線とは
ヤンゴンには地下鉄やメトロはありません。山手線のような環状線と呼ばれるものがあれ、ヤンゴンを一周することができます。この環状線は本物のローカル線と呼べるくらい、旅行者遭遇率が低くてローカルな人々でいっぱいです。
ヤンゴン環状線は赤色の線で描かれています。この他にも、他の地方へ向かう電車が走っています。
ヤンゴン環状線は日本人からするとおもしろい観光スポットです。昔日本を走っていた電車(国鉄時代の電車)に乗ることができるからです。
ヤンゴン・セントラル駅
ヤンゴン・セントラル駅(ヤンゴン・中央駅)1877年に建設され、1996年に世界遺産認定を受けました。ミャンマー最大の鉄道駅というだけあって、なかなかの広さです。イギリス植民地時代に建てられただけあって、こちらも歴史を感じますね。
ヤンゴン環状線の基本情報
- 1周の全長:45.9km(山手線の1.5倍だそうです)
- 駅数:29
- 1周にかかる時間:約3時間
- 1週の料金:200MMK (約20円)(1日フリー)
エアコンのない列車で100MMK、エアコンありの列車で200MMKかかります。 -
時刻表
・右回り
06:10, 08:20, 09:30, 10:10, 11:30, 12:25, 13:05, 14:25, 15:30, 17:10
・左周り
08:35, 10:45, 11:50, 13:40, 16:40
環状線の乗り方
- 6、7番ホームへ
駅に入ると、すぐにチケット売り場のようなところがありますが、これは環状線のチケット売り場ではないので注意です。電光掲示板がしばらくすると見えてくるので、そこで左へ曲がり、突き当りの階段を上っていきましょう。階段を上ったところで、ホームが分かれていて、環状線は6番、7番のホームなのでそこの階段を降ります。
2. ホームでチケット購入
降りると、小屋のようなチケット売り場があるので、ここでチケットを購入します。
3. 乗車
昔日本で走っていた電車が駅に到着しました!段差が大きいので、足元に気を付けて乗車します。
【知っておくと得する情報♪】
・日本の中古車両を使っていることから「サクラトレイン」とも呼ばれています。
・1周3時間かかるので、飽きたら途中で降りてタクシーで戻って来るのも選択肢のうちです。一番遠いところからヤンゴン中央駅まで、タクシーで7000チャット(約700円)は最低かかるみたいです。
・エアコン付き車両は、寒い程のこともあるようで、羽織るものがあるとよさそうです。
・電車はヤンゴン市民には人気があまりなく、市民のほとんどが電車に乗った事は無いようです。
・エアコン付き車両は涼しいけれど、いくつか難点があります
それは、窓が閉じているので写真撮影しにくい、乗っているのが観光客や経済的に余裕のある人ばかりでローカル感が無いということ。涼しく快適なので、猛暑の時、雨が降っている時、ミャンマーの電車をちょっと体験してみたい方にはエアコン付きがおすすめです。
・車両によりトイレの設置は異なる。トイレがない車両、あっても使えない車両もあるので、トイレは済ましてから乗る方が良いです。
・ヤンゴン中央駅からでなくても、どの駅からでも一周出来ます。
これでヤンゴン環状線の旅の準備はばっちりです!ローカルな風景を存分に味わってきてください!
アクセス
ヤンゴン中央駅はボージョーアウンサンスタジアムの後ろにあり、
ボージョーアウンサンマーケットから徒歩7分です。
フォトギャラリー
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